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Thinking Circuit

高校ラグビーに関わることの多い生活。グラウンドでのサポートや学校での講義の話などを中心に綴っています。

 

会場に氷を用意できるようにするためには??~対外試合での氷事情(部活)~ 

昨日は1日、屋外で試合観戦。
試合をしている姿も見たことはありましたが、やはり公式戦となると雰囲気も違いますし、
選手の緊張度も違います。
スコアとしては開いたようでも、僅差のせめぎ合いでした。

そんな昨日は猛暑。
予選が行われている高校野球もそうですが、
選手だけでなく観客も当然熱中症の危険にさらされます。

いや、観客の方が危ない。
選手にはウォーターブレイクがあったりするし、暑さ対策なども行っている。
だけど、観客さらには応援に回っているメンバー外となった選手や
運営に携わっている人たちの方がその危険は高い。
そんな時に必携なのが、陽射しを遮るテントや氷。
各校で準備を、、、となるわけですが。

高校生の試合は学校会場も沢山もあるし、先生方の車通勤が制限されているケース、
会場への車での来場を禁止しているケースもあります。

じゃあ、どうやって?
電車で運ぶ?確かにそれも必要ですが、、、
色々な手間や労力を考えると、最終的には
「コンビニでのロックアイス」に行きついてしまうことも多い。
値段もそうだし、機能性を考えても、、そもそも用途が違いますからね。


そんな状況なわけですから、
「会場に業者さんから納入してもらう」
(もちろん費用は当該チームか、連盟や専門部などでの統括

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これ、できないもんなんでしょうかね。
学校に製氷機があっても到底追いつかないし、他の部活動でも活用するわけですからね。
何かあった時のことを考えたら、いや、その何かがないような準備、もっと本腰を入れていかないと
本当に取り返しのつかないことになる。

もちろん、やらないという選択肢もなければいけません。
やらなくてはいけないなら、、、という視点から。

チームとしての取組も大事だけど、環境を用意すること。
実際に何が障壁となるんでしょうか。
そこにお金をかけること、必要です。

繰り返しますけど、その環境でやらないということも忘れてはいけないことです。
写真 2017-07-17 17 40 51

いつもの測定も
「機械が壊れたかな?」とか
自分の温度感覚がどこか行ったんじゃないかと思ってしまった1日でした。
4リットルくらい飲んでも全然トイレに行かなかったですもんね。

対処をお手伝いしてた時に、その学校の生徒さん(元気な)が
「あ、回復体位、この前やったよね」
というのは、おっ! となった瞬間でした。
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Category: 部活動

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Tag: 部活動  熱中症   
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霍乱・中暑・暍病・暍死から深部体温判別システムの開発~熱中症予防対策の歴史をちょっと覗いてみる~ 

熱中症に関する記事を先日あげましたが、ふと気になりました。
「これまで熱中症対策はどのようなことがされてきたのか?」
自分が知らないだけでちゃんとあるんですね。
ということで、
熱中症予防対策の歴史、研究と深部体温判別システムの開発
について見つけたものを以下に。
ここから掘り下げていくことはさらに大事なのですが、
そこまでいくと本当に今やるべきことを忘れてしまうので、、、紹介まで。
<1>
中井誠一「総説 熱中症予防対策の歴史」日本生気象学会雑誌Vol. 48 (2011) No. 1 P 9-14
屋外労働や軍隊での発症は日射病と呼ばれ、
炭坑内での発症には「熱中症」という用語が用いられていたようです。
このあたりが別物という認識ということにもつながっているのかな。
熱中症の歴史 

熱中症対策の変遷 
古くは江戸時代から、、、
著書は1939年に記されている予防策は現代でも充分に通用するものである
と述べています(詳細は本文参照)。
「水を飲むな」ということへの起源には諸説あるようですが、
上記の表にもあるようにその言葉だけが残ってしまったのかもしれないですね。

<2>
運動強度の増加は直腸温が急激に上昇する環境温度の閾値が低下する
ということは1960年代には明らかになっているんですね。

・綿かポリエステルか
湿気の吸収をしてくれて心地良さなら綿、
蒸発と通気性ならポリエステル。
すぐ乾いてもくれる。
個人的には少量の発汗ならポリエステルで影響ないけど、
大量に汗かくと吸い取ってくれないところは逆に辛い。
インナーに着るといったん汗かいたら逃げてくれないから汗だく。

軽運動時では被服が紫外線の軽減だけでなく、温熱ストレスの軽減にもつながる
というのは自分の中ではこれまでもずっとなかった考え方。
軽運動になっていない、と言われればそれまでですが。

・身体冷却
頭頚部の冷却は全身冷却に比べて冷却効果が高い
ということもこの中で紹介されています。

・暑熱順化
暑熱順化により深部体温上昇の抑制だけではなく、
血液量増加・発汗中ナトリウム濃度の低下が伴う
*涼しい環境で体温上昇が低い運動では熱放散反応向上は少ない
血漿量の増加にはインターバル速歩と終了後の乳製品摂取が効果的?
血液量の増加はトレーニング実施期間と同程度の日数を経過すると効果消える



<3>
・目的
深部体温の上昇を
心拍数、呼吸数、体表面温度、気温、湿度から約10秒で判定するシステムの開発
・対象
男子大学生9名
・方法
自転車エルゴを15分
運動後に深部体温、心拍数、呼吸数、体表面温度を測定して、
健常群・予備群に分類して解析
・結果
予備群では心拍数と体表面温度が上昇(p<0.05)
呼吸数は有意差無し→換気量を考慮した方がよい?
熱中症の陰性的中率は高いが陽性的中率に課題

深部体温判別システム 

そのうちマイクロチップとかで深部体温を測るようになっちゃう?既になってる??

予防だけ考えたら簡単、やらなければいい。
それで済むものはそれでいいけど、
何かの目的に対してはリスクを正しくマネジメントしながら
負荷をかけていくことも必要で、その上ではこういったツールは有効ですよね。
ただ、ツールがなければできない、、も寂しいところで
(なきゃいけない、備えなきゃいけないものは当然あるけど)、
仕組みやメカニズムを知ることでできる対処も増えてきます。

自分の領域に関わることはどうも自分たちが先端の気になるけど、
他分野で沢山のことが行わているのもまた事実。
視野を狭くしていては損する。

大事だよと言われていることは80年近く前に明らかにされていることも含んでいる。
もちろん、進歩していないのではなく、その背景や裏付けは明らかになっている。
それを踏まえた上で、、、どう使ってどう発信するか。
気付いていない、気付けない人にどう伝えるか

それを考えていかないといけないですね。

Category: 調べてみました

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熱中症対策レベル:サッカーとラグビー、アメリカンフットボール、、から他競技では?? 

昨日も暑い中でのトレーニングでした。
この時期はこんな中で練習を、、、、?となるんだけど、
本番は「こんな中」以上だったりもするんですよね。
もちろんレストを取るし、睡眠や食事、事前の水分補給は言うまでもない。
でも、当日にその状況でやるのだから、それに対して、、
ということも考えなくてはいけません。

別件でスケジュールを確認しようと思って、ラグビー協会のサイトを開いたら
「夏合宿を前に(通達)」と、
昨年出されたサッカーでのガイドラインの例もあったので、
これは改善が進むのかな?と思ったけど、
残念ながらサッカーのように厳格なものまでには至ってませんでした。
両方を比較してみると、
ラグビーで対策として講じられている内容は、
サッカーでのガイドラインに置き換えると
WBGTが28℃以上の時の対処で、31度以上の時に試合を設定しない
ということも明記されています。
サッカーの方が厳格。

そして、、
ラグビーでの通達にかかれている事項はこちらが参考になっているのか。。
なんてこともみえてくる。
それにしても、、、。

他の競技だと、、
 ・アメリカンフットボールでのガイドライン35℃もしくはWBGT31℃以上は試合中止。
 ・バレーボールでの暑さ対策(リンク先で資料ダウンロード可)

協会などでは
 ・日本体育協会「熱中症を防ごう」
もちろん教育委員会や都道府県などの各種競技協会からは出ているけど、
NFに明記されているところは多くない、、のか
メンバー限定サイトなどにあるのか。。
ある競技では「対策」と言えない程度の内容も。。。

実際に事が動いた背景にはいろいろなことがあるんだと思いますが、
そうならずとも動かなければ予防はできない。
そういうことで進展していくことから脱却していかないと。

他の競技についてはわからないけど、
ラグビーでは高校レベルでは会場確保に苦心しているところもあるようです。
高校野球やインターハイのように「そこでやらなくてはいけない」
という部分も現在はある。
それの解消には、日本の気候と「部活」という位置付けが
マイナスに作用しているところもあると思う。

WBGTについては、こういうものでも測れますし、
写真 2016-05-07 11 26 20

熱中症予防情報サイトでもその予測を確認することができます。

もちろん起きてしまったときの備えも大事。
学校安全管理などでは「リスク・マネジメント」と「クライシス・マネジメント」
に分けられていますが、これはなんでも共通ですね。


洗濯物がすぐ乾くのはうれしいですが、汗で生産量も多め

Category: スポーツ

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キツ楽しそうな代弁者〜OB・OG〜 

今日も暑い、もちろん選手はもっと暑い。
今日はトレーニングサポート。
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休日ということもあって、OBが沢山来てました。
OB・OGが来てくれると楽しい。
そして彼らの学年を聞くとその時間の流れに驚く。
ちょっとだけ現役に混じってトレーニングもやっていたけど、

辛楽しい?キツ楽しい?

みんな時間制限つきだけど元気だし、楽しんでる。
現役の時にはいつもあるから気付きにくいけど、
たまにやるとその方がわかるものもある。

トレーニングもやってたからそういうアドバイスをしてくれるのも大きい。
違う人が同じことを言ってくれたり、
違う表現の仕方をしてくれることはほんとに助かる。
こちらからのイジリに対する対処方法までご丁寧に、、、

でも、現役にはそれを凌駕?圧倒してほしい、というのもある。
簡単に入らせないくらいの。

日程的に次は合宿かな。

今日も事前準備しっかりと。
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暑いけど風が吹いている外の方が楽ですね、きっと。






Category: 仕事の話

Thread: 部活

Janre: 学校・教育

Tag: 高校ラグビー  部活  OB  外部指導者 
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1年経っての成長?変化?? 

「昔のBlogを読んでみた」という去年書いたBlogを読んでみた。
そこまで遡ることはあまりないけど、Facebookの過去記事で目にする。

中身はこちら→「昔のBlogを読んでみた」

1年前も思ったけど、やっぱり偉そうだ。
一回りも昔の話。

今年もこれを読んでみて、また違うことを考える。

「自分にとって自然なことも周りにとっては自然ではない」ということかな。
スタンダードは人によって違う。
それを自分基準だけで考えていると、今年何度も出てきた「良かれと思って、、」の客観的理解にもなってしまうんだろう。

自分が普通だと思っていることは相手にとっては違う。

自分の見えてる景色は他人には見えてない。
これ、ラグビーでもよく言う。
だから自分の見えてる情報を声に出して伝えることが大事、と。
現役時代の自分は苦手でしたね。
それだけで走るスピードも方向転換も、コンタクトの強さも変わる、間違いなく。

逆に自分が特別だと思っていることは意外に周りでもやっていたりする。
今年はそんなことも思います。

来年この記事が出てきて、また読んだらどう思うかな。

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Category: 考えること

Thread: 日記

Janre: 日記

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