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Thinking Circuit

高校ラグビーに関わることの多い生活。グラウンドでのサポートや学校での講義の話などを中心に綴っています。

 

高校部活動教師の危機管理力についての調査研究 

高校部活動教師の危機管理能力の向上に関する分析的研究
"An Analytic Study on the Improvement of Risk Management Ability for Teachers of High School Extracurricular Activities"
Author(s) 山﨑保寿; 塩川光史
Citation 静岡大学教育学部研究報告. 教科教育学篇. 43, p. 85-96
Issue Date 2012-03


◆調査目的
  高校部活動顧問の危機管理能力の向上を図るための基礎資料を得る
  *調査結果を元に研修内容に反映させ、冊子の作成を行った
◆調査対象
  静岡県富士地区全日制高等学校(公立高校11、私立高校2)の部活動各部代表者1名
◆調査項目
  部活動での配慮事項やマニュアル、救急法、顧問の危機意識についての質問紙調査
  特に応急処置、救命救急法、顧問不在時の部活動の実態、部活動顧問の危機管理意識について
  「YES」「NO」「どちらでもない」での回答あるいは5件法での調査
◆回収率
  76.4%(266/348)。うち運動部:157/181、文化部:109/167
◆調査結果から  *抜粋、着目点

【YESの回答数(回収率から%を算出)】
・部活動場所に救急車を呼ぶマニュアルがあるか:11(4%)
・顧問がAED使用方法をわかるか:214(80%)
・マニュアル・行動の危機管理で重要だが不十分なこと*回答の多い項目
 →マニュアル:171、施設管理点検:143、連絡網:131
・医療関係の危機管理で重要だが不十分と思うこと*回答の多い項目
 →「応急手当」:180、「救命救急講習」:127、「医療機関の電話番号」127
  *その他、AEDの設置や心のケアなど
・救急法の実施や、救急車を呼ぶ、あるいはその判断、誘導などについて
・顧問が不在でも生徒のみでできるかという問いに対してはどの項目でも肯定的見解が半数を超えていない
  *質問は5件法での調査

・救急車を手配したことがある部活動と頭部打撲の対応
*χ2検定による分析
過去2年間、部活動で救急車手配したことがある部活の方が、部員が頭部打撲で適切な対応ができるかについて
有意な差があるとは言えない
という結果である。
救急車手配を行うという重大な事態があっても、顧問の応急手当方の習得に結び付いていない可能性がある
注)クロス表の度数の中には10以下のものがあるので、この検定結果の解釈には慎重を要する、とのこと

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Category: 運動部活動調査、研究

Thread: 部活

Janre: 学校・教育

Tag: 部活動  危機管理   
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